ハイエースのヒッチメンバーにご注意。その3 完結編

さあ、一部車両側の加工はあったものの
いとも簡単に損傷した取付穴部分に
M12 ねじ穴が出来ました。


そう、支柱を建ててしまったのです。
一体何の話をしているかわからない方は、最初のトピック→ここから確認してください。

ここにDMDのヒッチメンバーを付けていきます。

https://www.d-m-d.jp/item/HE200-4E/

Eクラス 2000kg荷重まで耐える設計。
価格も安い!

注文から2か月程納期がかかったので

その点はいただけないのですが

しっかりした現物が届きました。

この商品の良いところは
Eクラス ヒッチメンバーであるものの、
車体側の加工一切なしにDIYで取り付けられます。
通常ボルトを通すためにフロアに穴を明けたりと
加工が必要なモノが多い中、未加工で

フレームの隙間からボルトを通しやすいよう工夫されております。

と言っても、私の場合穴を明けたというか

フレームのちぎれ穴を加工しないと装着できませんでしたがキョロキョロ

新旧ののサイドメンバ部分だけを並べて比べてみました。

まずは素材の厚さが全く違います。
旧(メーカー不明 Cクラス) 7mm

新(DMD Eクラス)    9mm

この部材だけでも持ち上げながらねじを入れるのに
苦労するほど相当の重さです。

片側あたりのフレーム取り付けボルト数は同じ3個であるものの
一番前側のボルト部分はリーフの間に入り込むように伸びており、

荷重を分散させているようです。
(欲を言えば真ん中のボルト穴の横にもう1穴あるからそこも使ってほしかったなぁ)

さて、取り付けてみました。
無理がないようにいろいろな厚さの薄いステンレスの大きいワッシャを

いくつも準備して隙間を調整しながらフレームとの間に挟んで締めるのが

このモデルはいいような気がします。

無理に締めるとフレーム側が疲れてしまうといけないからです。

このあたりの車体誤差を吸収するため
某社のヒッチメンバーは一体でなく分割しているんでしょうね。

車体との取り付けは

フレーム側片側3本、両側で合計6本では少々不安はあるものの、
サイドメンバ一体型ということもあり、剛性もあって
しっかり維持できるような感じです。

フレームが壊れていないノーマル車でも
強度的には充分でしょう。
あえて壊れていないフレームにフロア貫通なんて
魔改造する必要もないはずです。
私は荷重がかかる一番後ろのあの薄肉の穴を強固に作ってしまったので

DMDメーカー推奨とは違う取り付けにはなってしまいましたが
この加工をしたことで、よりしっかりしたものになりました。

さらに別の補強を入れようかとも思っていましたが、

フロア貫通で作ったステーで充分以上です。

Cクラスメンバーの時ふにゃふにゃした走行感があったものが

Eクラスのこの商品はしっかりついてくる感じになっています。
ホントに安心感が違います。

ただ、過信は禁物。 ドンナニ補強が入ったヒッチでも
たまには確認が必要ですよね。

という訳で、いい感じで
トレーラーのユーザー車検に行けたとさ。
めでたしめでたし。
そろそろヘッドもトレーラも買い換えたいのに
延命してしまった・・・。照れ
ご注意:
 私の場合、やんごとなき理由から車体側の加工をしてしまいましたが
クルマ全体の整備が出来るぐらいの調整能力のない方は、
さわるべき部分ではありません。ノーマルが一番です。
ちょっとでも自信がないなと思う方は絶対にマネをしないでください。
なお、失敗しても一切の責任は負えません。

関連ページ:

ハイエースのヒッチメンバーにご注意。その1

ハイエースのヒッチメンバーにご注意。その2

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