キャンピングカーに家庭用エアコン #1

湿気の多い日本。暑くても寒くても
エアコンは必須ですね。

過去に非常に人気があった
キャンピングカーに家庭用エアコンをつけてみよう
という記事についてもう一度整理してみました。

↑我が家のキャンピングトレーラーのエアコン

ここに私が実際に、
キャンピングトレーラーに
「家庭用インバータセパレートエアコン」を
取り付けたことを実例として紹介していきます。

まずはどんなエアコンを取り付ける?

あなたならどんなエアコンを選びますか?
インバータタイプのセパレートエアコン
お勧めします。
↓よく家庭の部屋についているこんなやつです。

私は、たくさんのエアコンを取り付けてきて
家庭用セパレートエアコンがベストだと思っています。
ここで選ぶのは

↓2019年モデル

Panasonic エオリア エアコンF CS-229CF-W

↓2020年モデル

Panasonic エアコン エオリア クリスタルホワイト おもに6畳用 CS-220DFL-W

↑上のエアコンでスタンダードで安いやつで充分です。
沢山つけてきてパナソニック製が
一番電圧降下に強く、他の家電を使って
室内照明が一瞬暗くなるような事態になっても
粘ってくれてコケたりしないのでベストです。

では、ナゼそんなセパレートエアコンを選ぶのか
メリットばかりなので例を挙げていきます。

①まずは消費電力の低さ。
 ホンダの一般的な16iや18iといった発電機の
 エコスロットル(回転を下げた低騒音、低燃費)で
 余裕で動くこと。
 急速冷房にしても、エコスロットル範囲内です。
 エコスロットルなら発電機の小さなタンクで
 8時間は稼働できます。
 室温が落ち着くとかなり消費電力が下がるため、 
 例えば複数の家電の同時使用になる
 エアコン+テレビ+デスクトップPC+照明でも
 エコスロットルの範囲内です。

 消費電力は最大600W-最小130Wぐらいを
 緩やかに変動し発電機に負担がかからないのも魅力。

②音の静かさ。
 室外機をフロントロッカーなどに入れてしまえば
 ほとんどその騒音は室内では聞こえません。
 振動もなく快適に睡眠が取れます。

③オールシーズン使えます。
 冷暖房両用機は、冬の寒いときも
 暖房として充分です。
 室内の温度をかき回してくれるので、
 上も下も全体が暖たまります。
 また、ガスのヒータのバックアップとして
 複数の暖房手段を持っていると何かと安心です。
 私は冬の暖房にガスを使わなくなりました。

④当然、冷房もよく効きます。
 広めのキャンピングカー、キャンピングトレーラー
 でも、6畳用で必要十分です。
 個人のデータでは外気35度でも
 室内23度ぐらいまでは余裕です。

⑤意外と設置が簡単。
 銅管やドレンをはわせたり、接続したりと
 難しそうなイメージですが道具さえあれば
 それほど難しいものではありません。
 大切な車体に開ける穴も小さいです。
 私の場合、床に既にあいている換気穴に
 配管を通しました。

外部導入部
室内側配管
見えている配管はカバーで隠してスッキリ

セパレートエアコンのデメリットは
ほとんどありません。
車重のバランスが崩れるから
エアコンは反対!て方もいるけど、
バランスを考えて、内機、外機を配置すれば
全く問題ないです。
配管を加工したりするのが初心者には
むずかしいと思う人が多いかもしれないけど
意外と簡単で、
道具もレンタルしている業者もあります。
取り付けにはどんな道具が必要か、次回語ります。
ブックマークに入れて更新に期待ください。

因みにこんなエアコンはNG?です。

窓用エアコン

これをキャンピングカーに取り付けようとすると
目線の位置に大きな取り付けスペースが必要デス。

そして、インバータ式のように滑らかでなく
コンプレッサのONとOFFを繰り返すことで
室温を保つため、ONになった急激な消費電力の
上昇が発電機にダメージを与え、
過電流でエンジンがストップしたり、
エアコン自体のコンプレッサ起動がコケて
エアコンの故障を招く恐れもあります。
そのため発電機は常にフルスロットルで回しておく
必要や、エアコンのコンプレッサがコケないように
電気回路の改造している方も多いです。
そこまでしても、セパレートエアコンに比べ
スペック的にも冷えが悪いのも気になります。

どうしても、使わないときは外したい!
発電機での稼働はしない!って
言う方以外は窓用エアコンは
やめておいた方が無難です。
窓用は一見取り付けやすそうって思うかも
しれないけど、このためにエントランスや
ロッカーはつぶしたくないです。私は。
窓用使ってる方 申し訳ないです。(*´ω`)

また、ポータブルエアコン↓みたいのも売ってます。

室外機と室内機がホースで繋がっていて
置き場所を選ばないタイプ。

ただ、こいつはキャンピングカーに使うのではなく
テント泊にはピッタリかも知れない。
気軽に移動できるのだけがメリットですね。
窓用同様インバータでもなく消費電力は900W
発電機では苦しい・・。
そして、特殊性もあって価格も割高ですよね。

あと、いわゆるスポットクーラー
こんなやつ↓

NAKATOMI ミニスポットクーラー 床置タイプ SAC-1800N

NAKATOMI 移動式エアコン(冷房) MAC-20

特にナカトミのMAC-20なんて人気の商品ですが、
これも家庭の部屋で使う臨時クーラーです。
狭い車内では騒音が大きいですし、
排気ダクト1本では、室内の空気を吸って外に吐き出すので
冷房効率が悪いです。
炎天下の車内では冷やしきれません。

タープテントの中を冷やすとかだったら手軽で面白そうですが、
キャンピングカーとテント両方にエアコンをと考えると
電力量的に困難ですね。笑

さらに窓用、スポット系を含めてインバータエアコンでないものは
電源常設サイトで使わないと安心できないものです。
発電機での運用を含めて考えている方は
静かで、よく効いて、暖房にも使える
インバータ セパレートエアコン一択です。

では、改めて詳細を語らせてください。
エアコンをキャンピングカーに取付よう!
準備編はここまで。

このエアコントピックは連載になっています。
キャンピングカーに家庭用エアコン#1 
エアコンを取り付ける準備#2 
キャンピングカーの家庭用エアコン#3  
キャンピングカーの家庭用エアコン#4完 

現在は①のトピックを表示しています。

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