キャンピングカーの冷蔵庫の多くは
俗にいう 3WAY冷蔵庫である。
100V交流電源
12V直流電源
プロパンガス
の3種類の熱源を基にした
アンモニア吸収式の冷蔵庫だ。
これが、全く冷えない・・・。
では、検証しつつ直していきます。
冷える原理は他のサイト
なんかで確認してもらえばいいのですが
まあ、よくありがちなトラブルとして
冷蔵庫が冷えないという問題です。
我が家も全く冷えなくて、ようやく重い腰を上げてみました。
では、その問題を切り分けて対処法を考えていきましょう。
① アンモニア臭がしている。 → ほぼ修理不可能。 漏れ修理と充填。
② ガスはOK 電源だけ冷えない。 → スイッチ、ヒーター センサなどの故障
③ 電機ではOK ガスだけ冷えない。 → オリフィスの汚れ。 燃焼筒内の汚れ。
④ どの熱源でも冷えない → 冷却配管内の詰まり。
そもそも電気によるものよりもガスの方がよく冷えるのですが、
わたくしの場合は④の「どの熱源でも冷えない」状態になりました。
とにかく冷えるどころか暖かい。
対処法ですが
① 冷蔵庫を取り外し。
④ 元に戻して24時間後に熱源を入れてテスト
そんな感じで復旧します。
理論的にはアンモニアの結晶が細い配管内で詰まりを起こしているためで
溶かして戻すために液体を回してやるイメージです。
私の場合時間もあったので
念のため
あらゆる方向を上にして
何度も放置したせいか
アンモニアがタンクに中々戻ってこなくて
正立させてから走行振動を10km程与え、
その後3日間 安静にしなければ
冷えなかったですが、完治しました。
外したついでに錆が出ていたところに
耐熱塗料をシューっとしておきました。
お困りな人は試してみて。
ファンを付けて排熱アシストするのもいいけど
最初より効きが悪くなってきてると感じてたら、
まずは逆さま工法で効率を上げてからですね。
ただ。 冷蔵庫重たいから注意して。